思春期ポストモダン : 成熟はいかにして可能か

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思春期ポストモダン : 成熟はいかにして可能か

斎藤環著

(幻冬舎新書, 060)

幻冬舎, 2007.11

タイトル読み

シシュンキ ポストモダン : セイジュク ワ イカニ シテ カノウ カ

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内容説明・目次

内容説明

メール依存、自傷、解離、ひきこもり…「非社会化=未成熟」で特徴づけられる現代の若者問題。しかし、これらを社会のせい、個人のせいと白黒つけることには何の意味もない。彼らが直面する危機は、個人の未熟さを許容する近代成熟社会と、そこで大人になることを強いられる個人との「関係」がもたらす病理だからだ。「社会参加」を前に立ちすくみ、確信的に絶望する若者たちに、大人はどんな成熟のモデルを示すべきなのか?豊富な臨床経験と深い洞察から問う、若者問題への処方箋。

目次

  • 序章 若者は本当に病んでいるのか
  • 第1章 思春期という危機
  • 第2章 欲望を純化するネット社会
  • 第3章 境界線上の若者たち
  • 第4章 身体をめぐる葛藤
  • 第5章 学校へ行かない子どもたち
  • 第6章 ひきこもる青年たち
  • 第7章 「思春期」の精神分析

「BOOKデータベース」 より

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