イギリス労使関係のパラダイム転換と労働政策

書誌事項

イギリス労使関係のパラダイム転換と労働政策

田口典男著

(MINERVA現代経済学叢書, 96)

ミネルヴァ書房, 2007.12

タイトル読み

イギリス ロウシ カンケイ ノ パラダイム テンカン ト ロウドウ セイサク

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注記

博士論文 (明治大学, 2006年) を加筆・修正したもの

主要な参考文献・引用文献一覧: p283-290

内容説明・目次

内容説明

イギリス労使関係が、団体主義から個別主義へとパラダイム転換する過程において、サッチャーからブレアまでの労働政策が労使関係に与えた影響を明らかにする。同時に、世界で最も強固であるといわれたイギリス労働組合が、内部的規制によって弱体化したことを検証する。

目次

  • 序章 イギリス労使関係研究の視角
  • 第1章 1980年代の「新しいスタイル」の労使関係
  • 第2章 組合組織率の変化と1980‐90年代の組合組織率の低下要因
  • 第3章 サッチャー労働政策による労使関係パラダイムの転換
  • 第4章 メージャー労働政策における労働組合改革とブレア労働政策における「新しい労使関係」
  • 第5章 最低賃金制度の廃止と再導入
  • 第6章 反労働組合的な労働政策に支援された経営戦略
  • 第7章 労使関係のパラダイム転換の契機となった1984‐85年炭坑ストの再評価
  • 第8章 労使関係パラダイム転換後の労働組合の役割—衰退産業における労働組合の役割を中心として
  • 第9章 労使関係のパラダイム転換に対する労働組合会議(TUC)と労働組合の対応

「BOOKデータベース」 より

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