近世宗教社会論
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近世宗教社会論
吉川弘文館, 2008.1
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近世宗教社会論
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キンセイ シュウキョウ シャカイロン
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Description and Table of Contents
Description
近年、近世宗教史研究が進み、通説は見直しを迫られている。北陸地域の宗教的社会関係を追究し、近世仏教の存立意義を解明。近世宗教史を分野史から全体史へ前進させる方法論を構築し、今後の研究潮流に一石を投じる。
Table of Contents
- 宗教から地域社会を読みうるか—分野史から全体史へ
- 1 領主・民衆と宗教(北陸地域の地域性と領主支配・宗教—「真宗地帯北陸」という視座から;地方小城下町の宗教世界—越前勝山城下の宗教社会史;教団編成と領主支配の関係性—西本願寺教団の末寺支配)
- 2 地域社会構造と宗教(近世の地域秩序形成と宗教—越前吉崎地域の宗教社会史;真宗地帯村部落における社会と宗教—道場・道場主をキーワードに)
- 3 地域社会論と宗教思想史研究の架け橋(「聖地」の誕生と展開—蓮如の聖地吉崎;近世後期の民衆と仏教思想—真宗教団の教学論争(三業惑乱)の構造分析を通じて;仏教知の受容と伝達—学僧・寺僧・門徒)
- 日本における宗教的対立と共存—近世を中心に
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