書誌事項

リベラルな多文化主義

松元雅和著

(叢書21COE-CCC多文化世界における市民意識の動態 / 慶應義塾大学21世紀COEプログラム多文化市民意識研究センター [編], 29)

慶應義塾大学出版会, 2007.12

タイトル別名

リベラルな多文化主義

タイトル読み

リベラル ナ タブンカ シュギ

注記

博士論文 (慶應義塾大学, 2006年度) に若干の加筆修正を行なったもの

引用・参考文献一覧: p175-197

内容説明・目次

内容説明

ロールズを継承し、反差別と国家中立性を掲げる現代リベラリズムは、多文化主義の理論と実践にいかに応答しうるのか。現代政治理論の難問に正面から取り組んだ意欲作。

目次

  • 第1部 リベラリズム・多文化主義論争の修正(リベラリズムと多文化主義の論争;リベラリズムは「差異を顧慮しない」か—平等保護と集団別処遇の一解釈;国家中立性と文化保護政策—リベラルな多文化主義は可能か)
  • 第2部 リベラルな多文化主義の論理(自律と文化—キムリッカ多文化主義論の批判的考察;公正としての多文化主義—パレクとバリーの論争を手がかりに;「自尊心の社会的基礎」とリベラルな多文化主義の課題)

「BOOKデータベース」 より

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