歴史叙述としての映画 : 描かれた奴隷たち

Bibliographic Information

歴史叙述としての映画 : 描かれた奴隷たち

ナタリー・Z・デーヴィス[著] ; 中條献訳

岩波書店, 2007.12

Other Title

Slaves on screen : film and historical vision

歴史叙述としての映画 : 描かれた奴隷たち

Title Transcription

レキシ ジョジュツ トシテノ エイガ : エガカレタ ドレイ タチ

Note

Slaves on screen : film and historical vision (Toront, Vintage Canada, 2000)の全訳

Description and Table of Contents

Description

数千年の昔から続く「歴史を語る」という行為。映画はその新しい手段の一つである。『スパルタカス』、『ケマダの戦い』、『天国の晩餐』、『アミスタッド』、『ビラヴド』。奴隷であるがために自ら記録を残すことのなかった人びとに注目し、かれらの誇り高き姿と抵抗の声を伝えようとした五つの映画作品が、あざやかに分析される。社会史、女性史、文化史、ジェンダー研究、歴史人類学の新しい地平を切り開き、また『帰ってきたマルタン・ゲール』において、自ら映画づくりに関わった著名な歴史家が、想像力と実証、真実と虚構との関係を厳しく吟味しつつ、映画による歴史の語りへの期待を綴る一冊。

Table of Contents

  • 第1章 歴史を語る方法としての映画
  • 第2章 抵抗と生き残り—『スパルタカス』
  • 第3章 儀式と反乱—『ケマダの戦い』と『天国の晩餐』
  • 第4章 トラウマの証言者たち—『アミスタッド』と『ビラヴド』
  • 第5章 真実を語る

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Details
  • NCID
    BA84303290
  • ISBN
    • 9784000256520
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Original Language Code
    eng
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    xvi, 209, 29p
  • Size
    20cm
  • Classification
  • Subject Headings
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