アメリカ下層教育現場
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書誌事項
アメリカ下層教育現場
(光文社新書, 332)
光文社, 2008.1
- タイトル読み
-
アメリカ カソウ キョウイク ゲンバ
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注記
参考文献: 巻末
初出誌『新潮45』2006年5月号
内容説明・目次
内容説明
アメリカ在住ノンフィクションライターである著者は、恩師に頼み込まれ、高校の教壇に立つことになった。担当科目は「JAPANESE CULTURE(日本文化)」。前任者は、生徒たちのあまりのレベルの低さに愕然とし、1カ月も経たないうちに逃げ出していた。そこは、市内で最も学力の低い子供たちが集まる学校だった。赴任第1日目、著者が目にした光景は、予想を遙かに超えていた。貧困、崩壊家庭と、絶望的環境のなかで希望を見出せない子供たちに、著者は全力で向かい合っていくが…。子を持つ全ての親、教育関係者必読のノンフィクション。
目次
- 第1章 体当たり(最初の授業;ジョージ・フォアマンの言葉;浦島太郎;相撲;集中力はもって50分;殴れたらどんなに楽か……;振り出し;しゃぼんだまと丙牛)
- 第2章 壁(白人の校長;トラビス;中間テスト;実の両親と共に生活している生徒は19名中1名;どうしても伝えたい内容;ヘスース)
- 第3章 チャレンジ(時間がない;ジャップ;ある強盗殺人事件;授業は“生き物”;アメリカの教育格差;銃;えひめ丸;国家;マービン・ハグラーの台詞;さらば教壇;8カ月後の再会—半数の生徒が退学)
- 第4章 ユース・メンターリング(教壇に立った経験を活かしたい;BIG BROT HER&BIG SISTER;20種類の誉め方;ヒスパニックの少年;苛めや暴力を防ぐ効果)
- 第5章 突然の別れ(転校;トレイナー・ミドルスクール;英語が母語の生徒は24名中4名)
「BOOKデータベース」 より