少女たちの性はなぜ空虚になったか
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書誌事項
少女たちの性はなぜ空虚になったか
(生活人新書, 241)
日本放送出版協会, 2008.1
- タイトル読み
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ショウジョ タチ ノ セイ ワ ナゼ クウキョ ニ ナッタカ
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注記
年表: p215-219
内容説明・目次
内容説明
今、少女たちは、溢れる性情報に右往左往し、セックスは思春期の不安や焦燥からの逃げ場、価値や意味を見出せない「行為」になりさがっている。何故か?戦後、女(と男)の「性」は、家や社会の旧弊や管理から自立し、もっと実り豊かな果実を産むはずではなかったか。70・80・90年代、われら親世代が生み出した「性意識」の嘘と真実、その変容と挫折を辿る。
目次
- 1 家制度と民主主義の中の性—一九七〇年代まで(貞操の時代;戦後民主主義と性;「ニューファミリー」世代の性と結婚)
- 2 女たちの「輝く個性と性」の神話—一九八〇年代(女の子たちと「個性」;女の性の爆発—「モア・リポート」の衝撃;男女雇用機会均等法とバブルの中の女たち)
- 3 セックスの意味と価値が消えた!—一九九〇年代(街中に溢れ出したセックス;女の子たちが抱え込んだ空虚な性)
「BOOKデータベース」 より