現代日本の地方選挙と住民意識
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現代日本の地方選挙と住民意識
(叢書21COE-CCC多文化世界における市民意識の動態 / 慶應義塾大学21世紀COEプログラム多文化市民意識研究センター [編], 32)
慶應義塾大学出版会, 2008.1
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ゲンダイ ニホン ノ チホウ センキョ ト ジュウミン イシキ
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参考文献リスト: p233-244
Description and Table of Contents
Description
中央で対立する与野党はなぜ地方選挙で相乗りするのか。与野党相乗りの構図は、首長や有権者の意識にどのような影響を与えたのか。「改革派首長」が登場した背景と現代の地方自治が抱える課題について、選挙研究の視点から考える。
Table of Contents
- 選挙戦略・候補者選考と相乗り選挙
- 首長の経歴と選挙枠組み—オイルショック以降にみられるその傾向
- 相乗り選挙枠組みの形成理由—政党連合の議論との関連から
- 保革相乗りを可能にする有権者意識の変化—保革の争点対立の風化
- 総与党化状態と首長の財政選好
- 総与党化状態と財政再建政策
- 選挙枠組みと知事選挙の公約—争点としての地方分権の登場
- 1990年代の政党再編と有権者意識—社会党の政策転換を中心に
- 相乗り選挙に影響を与える政党以外の「お墨付き」—1999年松山市長選挙における知事発言を中心に
- 相乗り選挙に対する批判の構造—金沢市民に対する意識調査の結果から
- 地方政治を取り巻く環境変化と相乗り選挙の衰退
- 「改革派」首長と住民参加
- 「相乗り選挙枠組み」とは何であったのか
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