エコトピアと環境正義の文学 : 日米より展望する広島からユッカマウンテンへ

書誌事項

エコトピアと環境正義の文学 : 日米より展望する広島からユッカマウンテンへ

スコット・スロヴィック [ほか] 編著

晃洋書房, 2008.1

タイトル別名

エコトピアと環境正義の文学 : 日米より展望する広島からユッカマウンテンへ

タイトル読み

エコトピア ト カンキョウ セイギ ノ ブンガク : ニチベイ ヨリ テンボウ スル ヒロシマ カラ ユッカマウンテン エ

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注記

その他の編著者: 伊藤詔子, 吉田美津, 横田由理

引用・参考文献: 章末

<ユートピア/エコトピア/環境正義>基本文献解題: 巻末p13-22

内容説明・目次

内容説明

建国当初よりアメリカニズムの核心を形成してきたユートピア幻想は、今日のエコロジーの視点から捉えるとエコトピアとディストピアに変容・解体される。この過程で明らかになってきた人種・階級・地域の社会的不平等を追及する環境正義について、日米のエコクリティクたちの熱い議論が展開する1冊。

目次

  • 第1部 アメリカ文学とユートピア言説の構築(科学を静かに退場させて—ソローの実存的ルーミニズムとユートピア的光芒;人工のエデン、廃墟のアメリカ—J.F.・クーパーとホーソーンのユートピア批評 ほか)
  • 第2部 環境正義と新しい西部の風景(ジョン・ミューアの求めた聖地の変容—国立公園のポリティックス;カリフォルニアのユートピア—スタインベック『天の牧場』から『怒りの葡萄』へ ほか)
  • 第3部 都市と幻想のエコトピア(ホイットマンとマナハッタというユートピア;グリーン・シティ—一九世紀ユートピア小説と万国博覧会における未来像 ほか)
  • 第4部 新たな場所の出現(『パラダイス』とエコロジー的トポスの構築;名もなき犠牲者に捧ぐ『広島ブギ』—植物を肌に纏っての「サバイバンス」 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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