カンボジア絹絣の世界 : アンコールの森によみがえる村

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カンボジア絹絣の世界 : アンコールの森によみがえる村

森本喜久男著

(NHKブックス, 1102)

日本放送出版協会, 2008.1

タイトル読み

カンボジア キヌガスリ ノ セカイ : アンコール ノ モリ ニ ヨミガエル ムラ

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注記

主要参考文献一覧: p224-225

IKTTの絣布ができるまで: 巻末pi-viii

内容説明・目次

内容説明

かつてアンコール王朝が栄え、東アジア世界の文化的中心地であったカンボジアで育まれてきたのが、絹絣である。細くしなやかな生糸を、草木、昆虫などの自然染料を用いて先染めし、母から娘へ、手から手へと伝えられてきた極意の技法で手織りしてゆく。独特の光沢、手触りをもつ、森と先人の知恵が結晶した世界最高の布である。この伝統の絹絣に魅せられ、相次ぐ内戦のなかで、絶えてしまった伝統の技法を発掘し、復興した著者の半生を通して、美しい絹絣の世界を鮮やかに描き出す。500人規模の工房を運営し、さらに森に移転して新しい織物の村を興そうという試みは持続的な国際援助・貢献の範としても世界の注目を集めている。

目次

  • 第1章 まだ見ぬ布を求めて
  • 第2章 もうひとつのシルクロード
  • 第3章 彷徨えるナーガ
  • 第4章 ジグソーパズル
  • 第5章 IKTTの現在
  • 第6章 スーパーナチュラル
  • 第7章 「森」からの知恵

「BOOKデータベース」 より

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