萩原朔太郎というメディア : ひき裂かれる近代/詩人
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萩原朔太郎というメディア : ひき裂かれる近代/詩人
森話社, 2008.1
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萩原朔太郎というメディア : ひき裂かれる近代詩人
萩原朔太郎というメディア
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ハギワラ サクタロウ トイウ メディア : ヒキサカレル キンダイ シジン
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Note
博士論文 (立教大学) をもととし, その後の新稿と大幅な加筆訂正とを加えたもの
萩原朔太郎生前主要著作: p356-357
使用テキスト・主要参考文献: p358-375
Description and Table of Contents
Description
近代を複合し、その葛藤と重層の力を書記した詩人、萩原朔太郎—。ポピュラーソング・映画・写真等、声と映像のメディアを横断しつつ生成する朔太郎テクストを、彼が希求し続けたまぼろしの近代/日本を背景に読み解く。
Table of Contents
- 二つの世界戦争のあいだに
- 第1部 詩語としての日本語と朔太郎(「リズム」から「調べ」へ—詩論における日本語との葛藤と夢想;ひびきの美学—萩原朔太郎の文語詩観)
- 第2部 声のメディアと朔太郎(ソングの誘惑—昭和流行歌の時代と晩年期の詩観;複製技術時代の聴覚—萩原朔太郎と小林秀雄をめぐって)
- 第3部 大衆社会状況のなかの朔太郎(変貌する「群集」/「私」—「群集の中を求めて歩く」をめぐって;猫町温泉—近代(裏)リゾート小説としての「猫町」)
- 第4部 視覚の近代と朔太郎(網膜のスクリーンに投射されるもの—萩原朔太郎初期詩篇と映画;くり返す亡霊たち—ベルクソン・死霊の女・チャップリン;無名化=普遍化される郷土—萩原朔太郎撮影写真をめぐって)
- 全集未収録—萩原朔太郎資料紹介(詩話会の解散に就いて;男やもめの心境を訊く)
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