暴走する「世間」 : 世間のオキテを解析する

書誌事項

暴走する「世間」 : 世間のオキテを解析する

佐藤直樹著

(木星叢書)

バジリコ, 2008.1

タイトル別名

暴走する世間 : 世間のオキテを解析する

タイトル読み

ボウソウ スル「セケン」 : セケン ノ オキテ オ カイセキ スル

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内容説明・目次

内容説明

日本社会の見えない掟、それが「世間」である。事件が起きマスコミで報道されるたびに「犯人」にたいして極端なバッシングが起きるのも、「空気を読め!」という無言のプレッシャーが生じるのも、ケータイを使ったいじめが起きるのも、「世間」という同調圧力のなせるわざ。「お世話さまです」「おかげさまで」といった物言いにもさりげなく顔をのぞかせ、いじめ・うつ病・自殺の引き金にもなる「世間」の力学とは?バブル崩壊以降とみに暴走しはじめた「世間」の危ない構造にメスを入れる長編評論。

目次

  • 第1章 ラジカルでヤバイ世間学—「世間学的エポケー」のすすめ
  • 第2章 いじめ論—子どもの「プチ世間」の登場
  • 第3章 うつ病論—「心理主義」はインチキである
  • 第4章 恋愛論—なぜ日本の男はマザコンなのか
  • 第5章 宗教論—正月の初詣は「宗教行事」なのか
  • 第6章 ケータイ論—再生産される「世間」
  • 第7章 風景論—公共性とは何か
  • 第8章 格差社会論—暴走する「世間」

「BOOKデータベース」 より

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