狂気と王権
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狂気と王権
(講談社学術文庫, [1860])
講談社, 2008.2
- タイトル読み
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キョウキ ト オウケン
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注記
原本は1995年紀伊國屋書店より刊行
内容説明・目次
内容説明
元女官長の不敬事件、虎ノ門事件、田中正造直訴事件、あるいは明治憲法制定史、昭和天皇「独白録」の弁明など、近代天皇制をめぐる事件に「精神鑑定のポリティクス」という補助線を引くと、いったい何が見えてくるか。「反・皇室分子=狂人」というレッテル貼り。そして、「狂気の捏造」が君主に向けられる恐れはなかったのか?独自の視点で読み解くスリリングな近代日本史。
目次
- 第1章 オカルティズムと宮廷人
- 第2章 虎ノ門のテロリスト
- 第3章 石と煙突のファナティケル
- 第4章 フレーム・アップができるまで
- 第5章 ニコライをおそったもの
- 第6章 相馬事件というスキャンダル
- 第7章 マッカーサーに語ったこと
- 第8章 皇位簒奪というイリュージョン
- 第9章 ルードヴィヒの王国から
- 第10章 ノイシュバンシュタインの物語
「BOOKデータベース」 より