左千夫歌集
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書誌事項
左千夫歌集
(和歌文学大系, 75)
明治書院, 2008.2
- タイトル読み
-
サチオ カシュウ
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注記
監修: 久保田淳
底本: 春陽堂版「左千夫全集」第1巻「左千夫歌集」 (大正9年9月刊)
月報あり
著作: p489-491
主要参考文献: p491-505
翻訳: p505
内容説明・目次
内容説明
「牛飼が歌よむ時に世のなかの新しき歌大いにおこる」と高らかに歌い、九十九里浜に立って「人の住む国辺を出でて白波が大地両分けしはてに来にけり」と大観する。日露開戦では「国こぞり心ひとつとふるひたつ軍の前に火も水もなし」と戦意高揚を鼓吹するかと思えば、「相思の人」への恋情を「うつくしく思へる恋の堪へがてに手触るわが手を否といはざりし」と吐露する。長歌・旋頭歌・新体詩を含む、近代短歌史の巨人伊藤左千夫の作品一九七二首の複雑多彩な世界が現前する一巻。春陽堂版『左千夫全集』第一巻『左千夫歌集』(大正九年九月刊)を底本として翻刻した本文に、脚注、補注、解説を付した。
「BOOKデータベース」 より