人間存在論
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人間存在論
(講談社学術文庫, [1861])
講談社, 2008.2
- タイトル読み
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ニンゲン ソンザイロン
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注記
カバーに「大文字版」とあり
原本は、1966年8月に勁草書房より刊行
内容説明・目次
内容説明
人間の現実を、その可能性を含めて、全体的に見極めること、これを哲学の根本的な仕事と考える著者は、アリストテレス的なコスモスの体系とヘーゲルの歴史の体系を軸に、哲学史の中で人間がどのように考えられてきたかを探り、師・西田幾多郎の絶対無に対する自らの立場を明らかにする。三木清、務台理作らと同世代、京都学派哲学者の代表的著作。
目次
- 序論(人間存在への問い;史的概観;方法論的考察)
- 第1章 人間存在と自然(生物における個体と周界;人間の身体)
- 第2章 歴史(歴史の領域;行為と制度;学説史的考察;歴史的作用連関の様相)
- 第3章 自己(自己としての存在;自己の存在と自己意識;伝統と自己;孤独と愛)
- 第4章 西田哲学—伝統と哲学(前期—無の場所の自覚;後期—歴史的世界;回顧)
「BOOKデータベース」 より