異教徒から異人種へ : ヨーロッパにとっての中東とユダヤ人
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異教徒から異人種へ : ヨーロッパにとっての中東とユダヤ人
有志舎, 2008.3
- タイトル別名
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異教徒から異人種へ : ヨーロッパにとっての中東とユダヤ人
- タイトル読み
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イキョウト カラ イジンシュ エ : ヨーロッパ ニトッテノ チュウトウ ト ユダヤジン
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注記
参考文献: p171-179
内容説明・目次
内容説明
ヨーロッパ世界にとって、中東世界とはどのようなものだったのか。中世ヨーロッパの「異教徒」観から、やがて人種論が創出され、「内なる他者」ユダヤ人を「異人種」として差別していく思想構造を分析する。欧米世界が今なお抱える中東・ユダヤ人への「まなざし」の原点を問う。
目次
- プロローグ—「異人種」の創造
- 1 異教としてのイスラム(コーランのラテン語訳—言葉による改宗の兆し;ラモン・リュイ—言葉による改宗;ピエール・デュボワ—国家による十字軍?;ギヨーム・ポステル—国家による改宗)
- 2 転換(「神の言葉」を求めて—アラブのもう一つの顔;バロックの退屈—「客観的な学問」の兆し)
- 3 人種論の生成(セム語学の成立—宗教に対する寛容と人種に対する不寛容;インドの再発見—インド・ヨーロッパ語学の成立;「セム族」の神話—再び神となったアラブ;アーリア神話の誕生—人種論の生成)
- エピローグ—よりあわされた視線
「BOOKデータベース」 より