早わかり世界の文学 : パスティーシュ読書術
著者
書誌事項
早わかり世界の文学 : パスティーシュ読書術
(ちくま新書, 712)
筑摩書房, 2008.3
- タイトル読み
-
ハヤワカリ セカイ ノ ブンガク : パスティーシュ ドクショジュツ
大学図書館所蔵 件 / 全133件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
作家・清水義範の小説スタイルは「パスティーシュ(模倣芸術)」と呼ばれてきた。さかのぼれば、『旧約聖書』の「ノアの方舟」の話は『ギルガメシュ叙事詩』からの引用だと言われる。スタインベック『エデンの東』は『旧約聖書』のカインとアベルの物語から作られた。また、デフォーの『ロビンソン・クルーソー』に腹を立てて生まれたのがスウィフトの『ガリヴァー旅行記』である。世界の文学はつながっている。膨大な読書体験と創作の方法をひもとくことで、それがそのまま文学案内となる面白くて便利な一冊。
目次
- 講義1 パロディで文学はつながっている
- 補講1 パスティーシュの正体は何か
- 講義2 読書で学べること
- 補講2 私が決める世界十大小説
- 講義3 作文教室と創作方法
- 補講3 ユーモア文学論
「BOOKデータベース」 より