東山道の峠の祭祀 : 神坂峠遺跡

書誌事項

東山道の峠の祭祀 : 神坂峠遺跡

市澤英利著

(シリーズ「遺跡を学ぶ」, 044)

新泉社, 2008.3

タイトル別名

東山道の峠の祭祀・神坂峠遺跡

タイトル読み

トウサンドウ ノ トウゲ ノ サイシ : ミサカトウゲ イセキ

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内容説明・目次

内容説明

信濃国と美濃国の国境の神坂峠は、都からはるか遠い東国へとつづく古代東山道随一の難所であった。頂から東を望めば、けわしい山々が幾重にも連なる。この峠こそは、東国へのきびしい旅の始まりであった。旅の成就を願って峠の神に捧げた人びとの祈りの形を追う。

目次

  • 第1章 東と西を分ける神坂峠(高い山・深い谷の峠の国;古代の官道、東山道;東山道の難所、神坂峠)
  • 第2章 峠は祭祀遺跡(鳥居龍蔵と大場磐雄の踏査;祭祀遺跡を掘る;祈りの場にのこされたもの;峠での祭祀)
  • 第3章 峠のふもとの里(園原の里;杉の木平遺跡;発見された古代・中世の家と道;ふもとの人びとの営み)
  • 第4章 神坂峠越えの道の歴史(縄文時代からつづく道;東国の馬匹生産と貢馬の道—古墳時代;納税の道、防人の道—古代律令時代;経済的効果を生み出す道へ—中世;天正地震と道の終焉)
  • 第5章 古道の復活

「BOOKデータベース」 より

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