幻の大連
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幻の大連
(新潮新書, 255)
新潮社, 2008.3
- タイトル読み
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マボロシ ノ ダイレン
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内容説明・目次
内容説明
「ふるさとは大連」—遼東半島にある港街にしてシベリア鉄道の玄関口、大通りにはアカシアが連なる。そこはかつての植民地においてもっとも美しい都市だった。一方で、張作霖爆殺、満州事変と激動の時代、元憲兵大尉・甘粕正彦、男装の麗人・川島芳子、張学良、謎の阿片王、猟奇的殺人の妖婦など、怪人たちが闊歩する。多感な少女時代をかの地で過ごした著者が記憶を辿り、歴史書にはない貴重なリアリティを再現する。
目次
- 第1章 小学生の頃見た旅順の風景
- 第2章 女学生時代—張作霖爆殺事件の真相
- 第3章 避暑地の海で見た溺死体
- 第4章 阿片王の住む町
- 第5章 満州事変余聞
- 第6章 憧れの内地で学生生活
- 第7章 帰省した夏休みの出来事
- 第8章 豪華なる春、厳しく楽しい冬
- 第9章 児玉邸殺人事件の顛末
- 第10章 内地に帰り、思わぬ転機が
- 第11章 再び訪れた戦中の満州
「BOOKデータベース」 より