個性派の登場
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個性派の登場
（鑑賞女性俳句の世界 / 角川学芸出版編, 第2巻）
角川学芸出版 , 角川グループパブリッシング (発売), 2008.2
- タイトル読み
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コセイハ ノ トウジョウ
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注記
明治女性俳句年表 / 越後敬子編: p[321]-332
執筆者: 小林貴子[ほか]
参考文献: 項目末
附: 月報(p8)あり
収録内容
- 黎明を拓くひと : 沢田はぎ女 / 小林貴子 [著]
- 古金襴のひかり : 華やぎと落着きと : 高橋淡路女 / 高室有子 [著]
- 冬日まぶしく : 中塚たづ子 / 瓜生鐵二 [著]
- リラの花咲く国を恋い続けて : ミュラー初子 / 山田弘子 [著]
- 花のいのち : 田畑三千女 / 西村和子 [著]
- 美しき月日 : 吉屋信子 / 大木あまり [著]
- 知性派の女うた : 原コウ子 / 岩淵喜代子 [著]
- 花鳥諷詠を貫いて : 今井つる女 / 今橋眞理子 [著]
- 運命を生きて : 橋本多佳子 / 片山由美子 [著]
- 武人の妻を貫きて : 及川貞 / 徳田千鶴子 [著]
- 幻も亦この世のもの : 三橋鷹女 / 池田澄子 [著]
- 永遠の笹鳴 : 飯島みさ子 / 高田正子 [著]
- 翳さす花として : 杉原竹女 / 依光陽子 [著]
- 日常からの飛翔 : 中村汀女 / 栗木京子 [著]
- 秘めやかなる艶 : 渡辺桂子 / 藺草慶子 [著]
- 舞ひとすじ : 武原はん女 / 今井肖子 [著]
- 躍動する外部 : 星野立子 / 奥坂まや [著]
- 自然観照の純正と深度 : 村山たか女 / 藤田直子 [著]
- 芸者の日常 : 竹田小時 / 中西夕紀 [著]
- 玉も宝も吾子もなく : 徳永夏川女 / 武田知子 [著]
- 思ひやまざる : 稲垣きくの / 西嶋あさ子 [著]
- 己が身を流さず : 柴田白葉女 / 対馬康子 [著]
- 愛情は泉のごとし : 山口波津女 / 西宮舞 [著]
- 遊びをせむとや茅花野に : 鈴木真砂女 / 鳥居真里子 [著]
- よきことのありし日々を詠む : 下田実花 / 岩田由美 [著]
内容説明・目次
内容説明
女性俳句史上、ひとつの画期といわれる中村汀女、星野立子、三橋鷹女、橋本多佳子の四Ｔ時代。女性俳句の礎を築いた四人を軸に、伝統派、革新派、境涯派、自由律派などが個性的な作風を展開する。卓越した作品ゆえに代作説まで出た沢田はぎ女、夭折の飯島みさ子と村山たか女、作家吉屋信子、舞踊家武原はん女、新橋芸者竹田小時と下田実花、銀座の女将鈴木真砂女など、女性俳人たちの織りなす十七字の人間模様。
目次
- 黎明を拓くひと—沢田はぎ女
- 古金襴のひかり—高橋淡路女
- 冬日まぶしく—中塚たづ子
- リラの花咲く国を恋に続けて—ミュラー初子
- 花のいのち—田畑三千女
- 美しき月日—吉屋信子
- 知性派の女うた—原コウ子
- 花鳥諷詠を貫いて—今井つる女
- 運命を生きて—橋本多佳子
- 武人の妻を貫きて—及川貞〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より