回想の太宰治
Author(s)
Bibliographic Information
回想の太宰治
（講談社文芸文庫, [つH1]）
講談社, 2008.3
- Title Transcription
-
カイソウ ノ ダザイ オサム
Available at / 76 libraries
-
No Libraries matched.
- Remove all filters.
Search this Book/Journal
Note
津島美知子略年譜: p324-325, 太宰治年譜: p326-333
『回想の太宰治』(講談社文庫 , 1983年6月刊)を底本としたが、「アヤの懐旧談」を削除し、『増補改訂版 回想の太宰治』(人文書院 , 1997年8月刊)より四篇を収録したもの
Description and Table of Contents
Description
太宰治は、文字通り文学のために生まれ、文学のために育ち、文学のために生きた「文学の寵児」だった。彼から文学を取り除くと、そこには嬰児のようなおとなが途方に暮れて立ちつくす姿があった—。戦中戦後の十年間、妻であった著者が、共に暮らした日々のさま、友人知人との交流、疎開した青森の思い出など、豊富なエピソードで綴る回想記。淡々とした文にも人間太宰の赤裸な姿が躍如とする好著。
Table of Contents
- 御坂峠
- 寿館
- 御崎町
- 三鷹
- 甲府から津軽へ
- 書斎
- 初めて金木に行ったとき
- 白湯と梅干
- 千代田村ほか
- 津軽言葉〔ほか〕
by "BOOK database"
