ペット・サウンズ
著者
書誌事項
ペット・サウンズ
(新潮クレスト・ブックス)
新潮社, 2008.2
- タイトル別名
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Pet sounds
ペットサウンズ
- タイトル読み
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ペット サウンズ
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内容説明・目次
内容説明
1966年夏、ビーチ・ボーイズが発表したアルバム『ペット・サウンズ』は、現在までに総計900万枚を売上げ、ロックの歴史を変える名盤となった。しかし、それまでのハッピーなビーチ・ボーイズ像を覆すこのアルバムは、発売当初はファンやメンバーの戸惑いを呼び、やがてビーチ・ボーイズの、そしてリーダーのブライアン・ウィルソン自身の生き方を大きく狂わせ、崩壊させていくことになった。著者は十代の初め、幸福な少年時代が終わりを告げた時期にこのアルバムに出会い、世界への不安が消えていくのを感じた。チャイムのようなギター、天国に上り詰めていくようなヴォイス—。それからほぼ40年を超えてなお魅力を放つこのアルバムの一曲一曲に、著者はブライアン・ウィルソンの恋愛への憧れと挫折、父親との確執、引きこもり、麻薬、肥満、そしてそこからの奇跡的な回復という闘いのドラマを聴きとっていく。一枚のレコードに込められたアメリカ西海岸の青春の光と影を描き出したノンフィクション。
目次
- 「僕にはちゃんとわかっているんだ。自分が間違った場所にいるってことが」
- 「ときにはとても悲しくなる」
- 「僕らが二人で口にできる言葉がいくつかある」
- 「キスがどれも終わることがなければいいのに」
- 「ひとりでそれができることを、僕は証明しなくちゃならなかった」
- 「しばらくどこかに消えたいね」
- 「自分にぴったりの場所を僕は探している」
- 「でもときどき僕はしくじってしまうんだ」
- 「答えがあることはわかっているんだ」
- 「この世界が僕に示せるものなど何ひとつない」
- 「美しいものが死んでいくのを見るのはとてもつらい」
- 「もし僕らが真剣に考え、望み、祈るなら、それは実現するかもしれないよ」
「BOOKデータベース」 より