明治から昭和における『源氏物語』の受容 : 近代日本の文化創造と古典

書誌事項

明治から昭和における『源氏物語』の受容 : 近代日本の文化創造と古典

川勝麻里著

(研究叢書, 373)

和泉書院, 2008.3

タイトル別名

明治から昭和における源氏物語の受容 : 近代日本の文化創造と古典

タイトル読み

メイジ カラ ショウワ ニオケル ゲンジ モノガタリ ノ ジュヨウ : キンダイ ニホン ノ ブンカ ソウゾウ ト コテン

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注記

学位(文学)論文 (立教大学大学院, 2007年3月授与)

内容説明・目次

内容説明

末松謙澄が外交上の情報操作や天皇親政の方向性作りに『源氏物語』を利用したのをはじめ、近代化の中で古典は実用に役立てられてきた。外交官やお雇い外国人、大学教授、小説家は『源氏物語』などの古典をどのように読んだのか。近代日本の文化再創造に古典が果たした役割を内外の資料を駆使して考察する。近代日本史・文化史にも寄与する一書。

目次

  • 第1章 日本の文化イメージと『源氏物語』(明治国家構想と日本の文化イメージ;観光と日本の文化イメージ)
  • 第2章 ジャンル(学問領域)の編成と『源氏物語』(美術と『源氏物語』;歴史学と『源氏物語』)
  • 第3章 東京大学における古典鑑賞(芥川龍之介とその信奉者たちの古典鑑賞;舟橋聖一と学者たちの『源氏物語』鑑賞;新興芸術派と近代の超克—舟橋聖一を中心に;「王朝もの」のビジュアル化)

「BOOKデータベース」 より

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