中世の音・近世の音 : 鐘の音の結ぶ世界
著者
書誌事項
中世の音・近世の音 : 鐘の音の結ぶ世界
(講談社学術文庫, [1868])
講談社, 2008.4
- タイトル別名
-
中世の音近世の音 : 鐘の音の結ぶ世界
- タイトル読み
-
チュウセイ ノ オト キンセイ ノ オト : カネ ノ ネ ノ ムスブ セカイ
大学図書館所蔵 件 / 全174件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
原本は1990年名著出版より刊行
内容説明・目次
内容説明
中世において誓いの場や裁判の場で撞かれていた神聖な鐘は、次第に日常的な音になり、危険や時刻を知らせる役割を果たすようになった。神の世界と人間をつなぐ音から、人間同士をつなぐ音へ。その変遷を、史料に加え民俗学の成果も多分に用いて考察する。記録には残りにくい当時の人びとの感性や感覚を追うことで、中近世の社会・文化を描き出す。
目次
- これまでの研究
- 誓いの鐘をめぐって
- 他界から来た鐘
- 鐘の音の効果
- 無間の鐘
- 音を出す器具と音の役割
- 神仏の出現と音
- 夜の世界
- 鋳物師に対する意識
- 神隠しと鉦や太鼓
- 軍器としての鐘や太鼓
- 時の鐘
- 寺の増加と山のお寺
- 鋳物師の増加
- 近世危急を告げる音
- 娯楽としての音楽
「BOOKデータベース」 より