中世の音・近世の音 : 鐘の音の結ぶ世界

書誌事項

中世の音・近世の音 : 鐘の音の結ぶ世界

笹本正治 [著]

(講談社学術文庫, [1868])

講談社, 2008.4

タイトル別名

中世の音近世の音 : 鐘の音の結ぶ世界

タイトル読み

チュウセイ ノ オト キンセイ ノ オト : カネ ノ ネ ノ ムスブ セカイ

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注記

原本は1990年名著出版より刊行

内容説明・目次

内容説明

中世において誓いの場や裁判の場で撞かれていた神聖な鐘は、次第に日常的な音になり、危険や時刻を知らせる役割を果たすようになった。神の世界と人間をつなぐ音から、人間同士をつなぐ音へ。その変遷を、史料に加え民俗学の成果も多分に用いて考察する。記録には残りにくい当時の人びとの感性や感覚を追うことで、中近世の社会・文化を描き出す。

目次

  • これまでの研究
  • 誓いの鐘をめぐって
  • 他界から来た鐘
  • 鐘の音の効果
  • 無間の鐘
  • 音を出す器具と音の役割
  • 神仏の出現と音
  • 夜の世界
  • 鋳物師に対する意識
  • 神隠しと鉦や太鼓
  • 軍器としての鐘や太鼓
  • 時の鐘
  • 寺の増加と山のお寺
  • 鋳物師の増加
  • 近世危急を告げる音
  • 娯楽としての音楽

「BOOKデータベース」 より

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