日本の近代
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日本の近代
(新潮新書, 261-262 . 教養としての歴史||キョウヨウ ト シテ ノ レキシ)
新潮社, 2008.4-2009.6
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ニホン ノ キンダイ
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注記
主要参考文献: 上: p220-221 . 下: p206-207
年表: 上: p222-223
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784106102615
内容説明
近代化の原動力となった江戸の実力、アジア初の立憲国家として憲法を守り通した意義、韓国から近代化という「青春」を奪った日清・日露の二度の対外戦争—。アジアの小国から世界標準の国家を作り上げた苦闘の道程をたどりながら、著者の卓越した歴史観を通して、「日本にとっての近代とは何であったのか」を大胆に整理する。単なる知識ではない教養としての日本近代史入門。
目次
- 第1章 近代を前に、江戸は運動神経を研ぎ澄ましていた
- 第2章 近代国家へのスタートダッシュが成功したわけ
- 第3章 なぜ、憲法は必要だったのか
- 第4章 独立を維持するための戦争だった日清・日露
- 第5章 「義」の時代から「利」の時代へ
- 第6章 第一次世界大戦は天佑だったのか
- 終章 日本にとっての近代とは
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784106102622
内容説明
日本の近代は焼け野原となって幕を閉じた。しかし、敗戦も一つの達成であった—。第一次大戦の戦勝から大東亜戦争の敗戦までの約三十年間、日本は何を成し遂げたのか。五大国として列強と肩を並べた日本は、帝国主義の終焉と相次ぐ大不況に方向性を見失う。国家が迷走するなか、主導権を握った軍部は、次第に最強国アメリカとの対立を深めていく。たった二冊で黒船から敗戦までの九十年がわかる特別講義の完結編。
目次
- 第1章 五大国になったが、日本は時代に取り残されてしまった
- 第2章 都市のサラリーマンという生き方
- 第3章 いつも戦争の遠因には不況があった
- 第4章 昭和デモクラシーを担った陸軍という政治集団
- 第5章 中国との戦争に終着点はあったのか
- 第6章 第二次世界大戦の中の日本の戦略
- 第7章 アメリカとの戦争、そして敗戦
- あとがき 「敗戦」は悪くない結末だった
「BOOKデータベース」 より