ロシアとモンゴル : 中世ロシアへのモンゴルの衝撃

書誌事項

ロシアとモンゴル : 中世ロシアへのモンゴルの衝撃

C.J.ハルパリン著 ; 中村正己訳

図書新聞, 2008.3

タイトル別名

Russia and the Golden Horde : the Mongol impact on medieval Russian history

タイトル読み

ロシア ト モンゴル : チュウセイ ロシア エノ モンゴル ノ ショウゲキ

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注記

文献: 巻末pxii-xxviii

内容説明・目次

内容説明

ロシア史上における「タタールのくびき」は、モンゴル人によるルーシ征服の歴史であり、ロシア人にとっては負の記憶であった。本書は、年代記を読み込むことで、ゾロターヤ・オルダー(黄金の幕営)の真実に迫り、従来の偏見やゆがんだ歴史叙述を超えて、モンゴル人がもたらしたロシア史への影響を明らかにする。ロシア人とモンゴル人との関係に、新たな解釈の光を当てる画期的研究、ついに邦訳。

目次

  • 第1章 中世の民族・宗教的境界地帯
  • 第2章 キーエフ・ルーシと大草原
  • 第3章 モンゴル帝国とゾロターヤ・オルダー
  • 第4章 モンゴル人のルーシ統治
  • 第5章 ルーシの政治におけるモンゴル人の役割
  • 第6章 モンゴル人支配についてのルーシ人の「理論」
  • 第7章 経済的ならびに人口誌的諸結果
  • 第8章 モンゴル人とモスクワ大公国の専制統治
  • 第9章 モンゴル人とルーシ社会
  • 第10章 文化的活動
  • 第11章 結論

「BOOKデータベース」 より

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