バイオ燃料で、パンが消える : 食べ物を暖炉にくべる時代が幕を開ける
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バイオ燃料で、パンが消える : 食べ物を暖炉にくべる時代が幕を開ける
(PHP paperbacks)
PHP研究所, 2008.5
- タイトル別名
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バイオ燃料でパンが消える : 食べ物を暖炉にくべる時代が幕を開ける
- タイトル読み
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バイオ ネンリョウ デ パン ガ キエル : タベモノ オ ダンロ ニ クベル ジダイ ガ マク オ アケル
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内容説明・目次
内容説明
「讃岐うどんが一斉値上げ」と「ガソリンの価格高騰」。無関係に見えるこの2つの現象はリンクしている。そのキーワードは「バイオエタノール」。石油の枯渇、地球温暖化などの環境・エネルギー問題が世界的に不安視されるなかで、その救世主とも見なされているこの「環境にやさしい」燃料。しかし現実には、バイオエタノールを生産し消費することは、「パンを暖炉にくべる行為」に他ならない。このバイオエタノールという怪物の実態を、石油、温暖化、食糧問題、各国の政治的思惑から読み解き、人類がいかにして地球環境との折り合いをつけ、生き残っていくかを考察する。
目次
- 第1章 パンを暖炉にくべる(バイオエタノールの危うさを理解するキーワード;バイオエタノールと各国の思惑)
- 第2章 バイオエタノールとは何か(バイオエタノールは何からつくられるのか;なぜ木材をエタノールにできないのか;バイオマスの全体像)
- 第3章 京都議定書とカーボン・ニュートラル(京都議定書はウソだらけ?;食糧のカーボン・ニュートラル性)
- 第4章 食糧はどうなっているのか(世界の食糧事情;日本の食糧事情)
- 第5章 私たちの生き残り作戦(海洋に資源を求める;温暖化を積極的に利用する;総合的に考えてみると……)
「BOOKデータベース」 より