律令体制を支えた地方官衙 : 弥勒寺遺跡群

書誌事項

律令体制を支えた地方官衙 : 弥勒寺遺跡群

田中弘志著

(シリーズ「遺跡を学ぶ」, 046)

新泉社, 2008.5

タイトル別名

律令体制を支えた地方官衙・弥勒寺遺跡群

タイトル読み

リツリョウ タイセイ オ ササエタ チホウ カンガ : ミロクジ イセキグン

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注記

ムゲツ氏関係年表: p14

主な参考文献: p92

内容説明・目次

内容説明

『古事記』『日本書紀』に登場する美濃の伝統的地方豪族ムゲツ氏は、壬申の乱で大海人皇子の勝利に貢献したが、その後は中央政界には進出せず、地方行政に専念する。郡庁院や正倉院が建ち並ぶ郡衙遺跡から、地方豪族が律令官人へ変容する過程とその活動の実態を追う。

目次

  • 第1章 壬申の乱とムゲツ氏(壬申の乱;美濃の豪族)
  • 第2章 氏寺「弥勒寺」(弥勒寺跡の調査;「弥勒寺」の伽藍)
  • 第3章 美濃国武義郡衙(整然と配置された郡庁院の殿舎;建ち並ぶ倉—正倉院;郡衛以前の建物群)
  • 第4章 水の祭祀(弥勒寺西遺跡の発見;美濃ではじめて出土した古代木簡;ムゲツ氏と水の祭祀;「弥勒寺」とのかかわり)
  • 第5章 地方豪族から律令官人へ(浮かびあがる「弥勒寺」建立前後の歴史;律令制を見える形に;弥勒寺の法灯)

「BOOKデータベース」 より

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