書誌事項

春の戴冠

辻邦生著

(中公文庫, [つ-3-20], [つ-3-21], [つ-3-22], [つ-3-23])

中央公論新社, 2008.4-

  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

タイトル読み

ハル ノ タイカン

大学図書館所蔵 件 / 19

この図書・雑誌をさがす

注記

叢書番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

巻冊次

2 ISBN 9784122049949

内容説明

限りある生を惜しみ、その“永遠の姿”を地上にとどめようと描き続けるボッティチェルリだが、あるがままに描くという時代の流行との差異に苦悩する日々が続いていた。そんなある日、ジュリアーノ・デ・メディチの禁じられた恋人、美しきシモネッタに捧げられた壮麗な騎馬祭がフィオレンツァ全市を挙げて催される。
巻冊次

1 ISBN 9784122050167

内容説明

メディチ家の恩顧のもと、祭りに賑い、楽しげなはずむような気分に覆われた花の盛りのフィオレンツァ。「私」と幼なじみのサンドロ(のちのボッティチェルリ)は、この日々が過ぎゆく人生の春であることに、まだ気が付いていなかった—壮大にして流麗な歴史絵巻、待望の文庫化。
巻冊次

3 ISBN 9784122050433

内容説明

美しきシモネッタの死から一年、反目を強めていくいっぽうのパッツィ家とメディチ家。ついに復活祭のミサの席上、襲撃されジュリアーノが命を落とす。血で血を洗う抗争を冷徹にも思える目で見つめ、描き続けるボッティチェルリに驚く「私」—そして、傑作「ヴィーナスの誕生」が完成したのだった。
巻冊次

4 ISBN 9784122050631

内容説明

「虚飾を焼け、虚栄を打て」メディチ家を糾弾する修道士サヴォナローラの舌鋒にフィオレンツァ市民は次第に酔いしれ、熱狂していくのだった。盛りを過ぎた大輪の花が散り急ぐかのように花の都の春が終わりを迎えるのをひしひしと感じる「私」だが—ボッティチェルリの生涯とルネサンスの春を描いた長篇歴史ロマン堂々完結。

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA85766840
  • ISBN
    • 9784122050167
    • 9784122049949
    • 9784122050433
    • 9784122050631
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
  • 大きさ
    16cm
  • 分類
  • 親書誌ID
ページトップへ