近代・アジア・陽明学
著者
書誌事項
近代・アジア・陽明学
ぺりかん社, 2008.4
- タイトル別名
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近代アジア陽明学
- タイトル読み
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キンダイ・アジア・ヨウメイガク
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注記
荻生茂博研究業績: p [483] -506
内容説明・目次
内容説明
中江藤樹や大塩中斎などの近世日本の陽明学研究から出発し、テキストの緻密な分析から近世日本という閉域を乗り越え、研究領域をたえず拡大しながら“近代東アジア陽明学”という壮大なプロジェクトに着手したところで惜しくも逝った思想史研究者の遺作。
目次
- 序 方法としての東アジア「実学」
- 1 幕藩体制の確立と藤樹・蕃山(江戸幕府儒者林家の位置—将軍家と林家;近世初期における朱子学的思惟の自潰—中江藤樹の「心迹差別」論を中心として ほか)
- 2 大塩中斎と幕末思想(異学の禁から幕末陽明学へ—「自得」、知の在り方をめぐって;古賀精里—異学の禁体制における『大学』解釈 ほか)
- 3 アジアの近代と陽明学(幕末・明治の陽明学と明清思想史;近代における陽明学研究と石崎東国の大阪陽明学会 ほか)
「BOOKデータベース」 より