生態と民俗 : 人と動植物の相渉譜
著者
書誌事項
生態と民俗 : 人と動植物の相渉譜
(講談社学術文庫, [1873])
講談社, 2008.5
- タイトル別名
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共生のフォークロア : 民俗の環境思想
- タイトル読み
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セイタイ ト ミンゾク : ヒト ト ドウショクブツ ノ ソウショウフ
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注記
「共生のフォークロア : 民俗の環境思想」 (青土社 1994年刊)を底本とし、改題したもの
内容説明・目次
内容説明
食料や燃料を恵み、道行く際の標となり、また神の依り代となる樹。肉として薬として、あるいは害をなし、時に神の使者ともなる動物。人は自らをとりまく自然から何を享受し何を守ってきたのか。植物の活用と生命力への崇拝、動物との敵対とその霊性への畏怖。自然と相渉る人々の民俗事例と伝承を集め、培われてきた相利相生の思想の有効性を検証。
目次
- 神の山と人の山
- 1 共生の民俗(人と燕の相渉;巨樹と神の森;クロマツの民俗;アマカツの民俗)
- 2 共存の葛藤—ディレンマの動物誌(ハブの両義性;鹿;猿;鼠;蛙;狼;鮫)
- 3 資源保全と再生の民俗(曲物師と木地屋;山椒魚の谷;「旬」の思想;再生と民俗)
- 4 伝説・昔話の環境論(伝説と環境思想;鮭の大助—資源保全と種の保存;浦島太郎;桃太郎;花咲爺;猿蟹合戦)
「BOOKデータベース」 より