にぎやかな天地
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書誌事項
にぎやかな天地
(中公文庫, [み-30-4],
中央公論新社, 2008.4
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ニギヤカ ナ テンチ
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注記
2005年9月刊の文庫化
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784122050129
内容説明
三十二歳でフリー編集者の船木聖司は、謎めいた老人・松葉伊志郎の紹介により、豪華限定本の編集・製作を手がけている。今回の依頼は“日本伝統の発酵食品”を後世に伝えるための本であった。一方、祖母が遺した「ヒコイチ」という言葉の正体や、ある事故で父親を死にいたらしめた男の消息が判明し、聖司の周辺はにぎやかに動き始めるのだった。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784122050136
内容説明
味噌、醤油、糠漬、鰹節—優れた発酵食品を求め日本各地を取材する船木聖司だが、恩師がかつて作った一冊の限定本をめぐり、ある女性と抜き差しならぬ関係になってしまう。また、料理研究家・丸山澄男の陽気な顔の裏に、意外な一面を見る。聖司は、発酵という微生物の偉大な営みに、人間の生と死を重ね合わせていくのだった。
「BOOKデータベース」 より