量子力学の解釈問題 : 実験が示唆する「多世界」の実在

Bibliographic Information

量子力学の解釈問題 : 実験が示唆する「多世界」の実在

コリン・ブルース著 ; 和田純夫訳

(ブルーバックス, B-1600)

講談社, 2008.5

Other Title

Schrödinger's rabbits : the many worlds of quantam [i.e. quantum]

量子力学の解釈問題 : 実験が示唆する多世界の実在

Title Transcription

リョウシ リキガク ノ カイシャク モンダイ : ジッケン ガ シサスル タセカイ ノ ジツザイ

Note

参考文献: p320-321

Description and Table of Contents

Description

「意識をもつ観測者」が状態を収縮させる力を認めるか、自分のコピーが無数に存在することを受け入れるか—。長らく信じられてきた「コペンハーゲン解釈」に代わり、最近の実験は「多世界解釈」を明確に支持している。本書は、解釈問題の歴史を丁寧に振り返ったうえで、並行世界を利用して“爆弾”を検知しているとしか思えない驚きの実験などを紹介しながら、なぜ「多世界解釈」が合理的なのかを論証していく。

Table of Contents

  • 不思議な世界
  • 従来の描像に固執すると
  • 推論による収縮
  • 拡大されたホラー物語
  • 先人の証言
  • ヒルベルト空間に移動せよ
  • 望まれる局所性
  • 多世界への導入
  • 多世界を利用する1—信じがたい観測
  • 多世界を利用する2—量子コンピュータ
  • 多世界解釈の推進者たち
  • 多世界の恐怖
  • 古典戦士—ロジャー・ペンローズ
  • 新時代の戦士—アントン・ツァイリンガー
  • 多世界解釈の証明と改良

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Details
  • NCID
    BA85840116
  • ISBN
    • 9784062576000
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Original Language Code
    eng
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    324p
  • Size
    18cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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