書誌事項

シュレーバーと狼男 : フロイト症例を再読する

ジュール・グレン, マーク・カンザー編 ; 岡元彩子, 高塚雄介, 馬場謙一訳

金剛出版, 2008.5

タイトル別名

Freud and his patients

シュレーバーと狼男 : フロイト症例を再読する

タイトル読み

シュレーバー ト オオカミオトコ : フロイト ショウレイ オ サイドク スル

大学図書館所蔵 件 / 87

この図書・雑誌をさがす

注記

原タイトル: Freud and his patientsの抄訳

文献: p178-187

監訳者: 馬場謙一

内容説明・目次

内容説明

フロイトの残した症例記録は、きわめて貴重なものである。患者たちとの交流のなかで、フロイトが何を体験し、何を考えていたか、そこからどのようにして精神分析理論を構築して行ったか。症例記録を読むことを通して、私たちはまさにその生きた現場に参与できる。本書は、人類の遺産ともいうべきフロイト症例(シュレーバー、狼男)を読み解く知的冒険の試みである。執筆者たちの緻密かつあざやかな症例検討によって、読者は天才的な閃きに満ちたフロイトの技法論を学びつつ、防衛機制、抑圧、投影、置き換え、退行、葛藤、自己愛といった精神分析のキーワードについても理解を深めることができる。

目次

  • 第1部 症例:シュレーバー(シュレーバー—父と息子;シュレーバーの子ども時代—奇跡にみちた世界;シュレーバー症例に関するさらなる資料と記憶すべき事柄;フロイト症例を教える—シュレーバーをめぐって;アーロウとブレンナーによる「パラノイアへの構造分析的接近」の概要;統合的な考察)
  • 第2部 症例:狼男(幼児期境界例としての狼男;狼男再考—原光景の探究;原光景の持つ病因的影響—再評価;狼男症例における「誤った治療同盟」の次元;レールモントフと狼男;統合的な考察)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA85876474
  • ISBN
    • 9784772410212
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    189p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ