「心の時代」と教育
著者
書誌事項
「心の時代」と教育
青土社, 2008.5
- タイトル別名
-
心の時代と教育
- タイトル読み
-
ココロ ノ ジダイ ト キョウイク
大学図書館所蔵 件 / 全138件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
文献: 章末
内容説明・目次
内容説明
心のケアで人は本当に救われるのか。「自由化」とは競争の激化、「個性化」は能力主義の強化、「国際化」とはグローバリズムの中の選別と、さまざまな社会矛盾の増大に邁進する学校現場。その教育の場に救世主の如く導入された「心の教育」とカウンセリングとは、何を目指し、何が出来るのか—。混乱する教育の実態を見つめ、根源的に分析する柔軟な論考。
目次
- 序 心の管理、無声の社会を考える
- 1 「心の時代」の経緯と現在(消費社会とカウンセリング;「心の時代」は人を救えるのか;「心のケア」・「心の教育」論考;心理主義と新自由主義の持ちつ持たれつつ)
- 2 「心の教育」とは何か(「心の教育」が意図するもの;心理主義と国家主義の調合物;スクールカウンセリングと「心の教育」;『心のノート』と子どもの権利)
- 3 子どもと学校の諸問題(「学力」再考—出席をとらない;親と教員は共闘できるか—教育基本法改定のときに;学校化社会と「居場所」—ただのおとなに居直る;「いじめ」—評価・消費社会の到達地)
「BOOKデータベース」 より