書誌事項

現代フロイト読本

北山修編集代表

みすず書房, 2008

  • 1
  • 2

タイトル別名

現代フロイト読本

タイトル読み

ゲンダイ フロイト ドクホン

注記

監修: 西園昌久

編集委員: 松木邦裕, 藤山直樹, 福本修

参考文献: 章末

フロイト全著作一覧: 2:巻末plix-lxvii

内容説明・目次
巻冊次

1 ISBN 9784622073659

内容説明

ジークムント・フロイト(1856‐1939)が残した二百余におよぶ著作のなかから重要著作を精選。『ヒステリー研究』(1895)から『精神分析的研究からみた二、三の性格類型』(1916)まで。自由連想法に到達し、エディプス・コンプレックスの発見、幼児性欲の洞察を経て、精神分析の古典的技法・理論を精力的に発表・形成してゆく道程が明らかになる。

目次

  • 『ヒステリー研究』を読む
  • 『科学的心理学草稿』—忘れ去られ数奇な運命をたどった難解で異色の論文
  • 『夢判断』を読む
  • 『日常生活の精神病理学』—発掘されるこころの真実
  • 『あるヒステリー患者の分析の断片』—「症例ドラ」
  • もしも、もっとよく眼をこらして見るならば—『性欲論三篇』を読む
  • 『機知』—冗談の精神分析
  • 『W.イェンゼンの小説『グラディーヴァ』にみられる妄想と夢』—空想・妄想から愛の自覚へ
  • 『ある五歳男児の恐怖症分析』—「ハンス症例」
  • 『強迫神経症の一症例に関する考察』—「ねずみ男の症例」〔ほか〕
巻冊次

2 ISBN 9784622073666

内容説明

ジークムント・フロイト(1856‐1939)が残した二百余におよぶ著作のなかから重要著作を精選。『精神分析入門』(1916‐17)から『防衛過程における自我の分裂』(1940)まで。対象喪失の意味を問い、自我の概念の提示、死の本能の考察から宗教論へ、人生と思索の関連が見えてくる。巻末に、精神分析史の理解に役立つ「人名解説」「用語解説」付き。

目次

  • 『精神分析入門』『続精神分析入門』—自己分析への招待
  • 『悲哀とメランコリー』を読む
  • 『ある幼児期神経症の病歴より』—精神分析の百科事典
  • 『子供が叩かれる—性倒錯の発生の知識への寄与』を読む
  • 『無気味なもの』—フロイトは何を見たのか
  • 『快原理の彼岸』—死の欲動と反復
  • 『集団心理学と自我の分析』—欲動論から関係理論へ
  • 『自我とエス』を読む
  • 道徳の衣を着たマゾヒズム『マゾヒズムの経済的問題』
  • 『「マジック・メモ」についてのノート』のもつ射程〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BA85886445
  • ISBN
    • 9784622073659
    • 9784622073666
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    2冊
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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