世界の奇妙な国境線
著者
書誌事項
世界の奇妙な国境線
(角川SSC新書, 038)
角川SSコミュニケーションズ, 2008.5
- タイトル別名
-
世界の奇妙な国境線
- タイトル読み
-
セカイ ノ キミョウナ コッキョウセン
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注記
参考文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
世界にはヘンな形をした国境線が少なくない。たとえば、アメリカの州であるアラスカが、カナダを挟んだ向こう側にあるのはなぜか。また、アフリカに目を向けると、ケニアとタンザニアの国境がキリマンジェロ山のところで微妙にうねっているし、ナミビアの北東部は、まるで紐のように細い領土が東へ400キロも延びている。そのいびつな境界線が引かれた経緯をたどってみると、世界の民族、宗教、紛争の意外な史実が見えてくる。
目次
- 第1章 誰も知らない飛び地の裏側(オランダ/バーレ—ひとつ屋根の下に2つの国がある町;ベルギー国有鉄道—線路はベルギー領、線路の両脇はドイツ領 ほか)
- 第2章 不可解な場所に引かれた国境線(イギリス/ジブラルタル、スペイン/セウタ—海峡に混在するヨーロッパとアフリカ;アフガニスタン/ワハン回廊—盲腸のように細長く延びた奇妙な国境線 ほか)
- 第3章 国境に秘められた歴史(アフリカ大陸—なぜアフリカや中東の国境線は直線が多いのか;タンザニア/キリマンジャロ山—王のわがままで捻じ曲げられた国境線 ほか)
- 第4章 国境をめぐる争い(イスラエル—ひとつの首都に3つの聖地が集まる国;南アジア/カシミール地方—点線で示される「地上の楽園」の国境線 ほか)
「BOOKデータベース」 より