文字はこうして生まれた
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書誌事項
文字はこうして生まれた
岩波書店, 2008.5
- タイトル別名
-
How writing came about
- タイトル読み
-
モジ ワ コウシテ ウマレタ
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注記
参考文献: p194-196
内容説明・目次
内容説明
人類史上一大画期である文字の使用はどのように始まったのか。本書は最古の文字体系である楔形文字が物の受け渡しを計算・記録する小さな道具と出納簿から誕生したという大胆な仮説を提示する。それは数の認識・計算から抽象化へ、そして官僚制と権力の誕生へと人類を導く、大変革への一歩であった。人類の「書く」行為の原点にスリリングに迫る。
目次
- トークンという新しい理論
- 第1部 証拠資料(トークンとは何か;トークンはどこで誰が使ったか;紐に通したトークンと封球;記号が押印された粘土板)
- 第2部 解釈(先史時代におけるシンボルの進化;トークンの社会経済的意義;計算から文字の発生へ;トークン—先史時代における役割と考古学への貢献)
- 第3部 遺物
「BOOKデータベース」 より