言魂
著者
書誌事項
言魂
藤原書店, 2008.6
- タイトル別名
-
言魂 : ことだま
- タイトル読み
-
コトダマ
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内容説明・目次
内容説明
免疫学の世界的権威として、生命の本質に迫る仕事の最前線にいた最中、脳梗塞に倒れ、右半身麻痺と構音障害・嚥下障害を背負った多田富雄。水俣の地にとどまりつつ執筆を続け、この世の根源にある苦しみの彼方にほのかな明かりを見つめる石牟礼道子。生命、魂、芸術をめぐって、二人が初めて交わした往復書簡。
目次
- 第1信 受苦ということ
- 第2信 なふ、われは生き人か、死に人か
- 第3信 老人が生き延びる覚悟
- 第4信 いまわのきわの祈り
- 第5信 ユタの目と第三の目
- 第6信 いのちのあかり
- 第7信 自分を見つめる力・能の歌と舞の表現
- 第8信 花はいずこ
- 第9信 また来ん春
- 第10信 ゆたかな沈黙
「BOOKデータベース」 より