書誌事項

処女の文化史

アンケ・ベルナウ著 ; 夏目幸子訳

(新潮選書)

新潮社, 2008.6

タイトル別名

Virgins : a cultural history

タイトル読み

ショジョ ノ ブンカシ

注記

原タイトル: Virgins : a cultural history (London : Granta, 2007) の翻訳

内容説明・目次

内容説明

長く絶対の証だと信じられてきた処女膜の有無も、「処女か否か」を決定づける証拠とはならない。「初体験」がアナルセックスの場合、それを「処女喪失」と言えるのか?西洋文化において処女は、科学的根拠のないまま、「純潔の証」「身体への害毒」「富の象徴」など様々に語られ定義づけられてきた。時代の倫理と欲望に振り回された「処女イメージ」とその歴史。

目次

  • 第1章 処女とは?(医学的視点)(処女膜は処女膜じゃない?;処女性の印;処女性は体に毒?;ヴァージン・ビジネス)
  • 第2章 世界の救済(キリスト教的視点)(肉体と魂;処女と妻;宗教改革と処女性;純潔の熱望)
  • 第3章 処女の多義性(文学的視点)(はじまり;ペンとページ;処女性をいかに読むか;処女喪失;独立した処女たち;不自然・時代遅れ;異様な処女性;エンディング)
  • 第4章 公益に対立する処女性(政治的視点)(君主と処女性;処女のテリトリー;市場における処女性;女性の公的地位)
  • 第5章 処女性の未来(結論にかえて)(性政策;純潔の教え;アメリカの性教育;禁欲主義の未来)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BA86355841
  • ISBN
    • 9784106036095
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    233p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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