パブリックアート政策 : 芸術の公共性とアメリカ文化政策の変遷

書誌事項

パブリックアート政策 : 芸術の公共性とアメリカ文化政策の変遷

工藤安代著

(文化政策のフロンティア, 3)

勁草書房, 2008.6

タイトル別名

米国における文化政策とパブリックアートの変容 : 「公共」をめぐるカルチュラル・ポリティクス

タイトル読み

パブリック アート セイサク : ゲイジュツ ノ コウキョウセイ ト アメリカ ブンカ セイサク ノ ヘンセン

注記

博士論文『米国における文化政策とパブリックアートの変容 : 「公共」をめぐるカルチュラル・ポリティクス』 (埼玉大学) を修正・加筆したもの

参考文献: p287-303

内容説明・目次

内容説明

本書はパブリックアートというものを文化政策の視点から研究することを試みたものである。半世紀以上にわたるアメリカでのパブリックアートの歴史的変遷を研究し、それを通して現代のパブリックアートを文化政策的側面、芸術的な独自性、そして社会的公益性の面から考察する基礎的研究となることを目指した。

目次

  • パブリックアートと公共性議論—問題の背景と日本の現状
  • 第1部 アメリカ・パブリックアート政策の変容(パブリックアートの萌芽—ニューディール期の芸術政策;パブリックアート政策の確立—全米芸術基金(NEA)による政策の推移を中心として)
  • 第2部 パブリックアート政策批判と政策転換点(1980年代の政策転換とその課題;オルタナティブなパブリックアートの形成—ニュー・ジャンル・パブリックアート理論;パブリックアートの政策統合)
  • 第3部 現代アメリカ都市の実践(現代パブリックアート政策の概要—「アートのための%」プログラムを中心として;地方都市パブリックアート政策の成立と現状)
  • パブリックアート政策の公益性の変容とその展望

「BOOKデータベース」 より

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