私は外務省の傭われスパイだった
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私は外務省の傭われスパイだった
小学館, 2008.5
- タイトル読み
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ワタクシ ワ ガイムショウ ノ ヤトワレ スパイ ダッタ
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内容説明・目次
内容説明
著者は中国残留孤児2世。27歳だった91年に母とともに「帰国」したものの、ホームレス生活を経験するなど祖国の辛酸をなめた。そんなとき、外務省国際情報局のエリート分析官と出会う。彼は「中国政府の内部文書がほしい」と持ちかけ、「あなたこそ日本の誇りだ」などおだててスパイに仕立て上げた。スパイとなった著者は、96年に中国国家安全省に逮捕されるが、外務省は助けようとしなかった—。
目次
- 第1部 逮捕された日本人スパイ(拘束;スパイ摘発のプロ・中国国家安全省;拘置所での生活;妻と外務省の裏切り;自殺未遂;判決と暴行)
- 第2部 ホームレスから社長、そしてスパイに転じた波乱の半生(残留孤児二世として帰国;新聞を発行;若手エリート外交官;「日本人」としての誇り;中国の国家機密)
- 第3部 中国「獄中生活」の知られざる実態(拘置所の仲間たち;北京市第二監獄;刑務所仲間は二十数ヵ国四十二人の外国籍囚人;日本大使館の非道な態度;妻への思い;外国籍囚人の権利獲得闘争;監獄での探偵経験—“犯人”は模範囚だった;良郷監獄での半年間)
- 第4部 「棄民」と「裏切り」の日本外交(国会答弁とその余波;特別対談 佐藤優が見た「原博文事件」)
「BOOKデータベース」 より