『徒然草』を読む
著者
書誌事項
『徒然草』を読む
(講談社文芸文庫, [すD2])
講談社, 2008.7
- タイトル別名
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徒然草を読む
杉本秀太郎文粋2 京住記
- タイトル読み
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ツレズレグサ オ ヨム
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注記
『杉本秀太郎文粋2 京住記』 (筑摩書房刊, 1996.4) を底本としたもの
年譜・著書目録: p189-209
内容説明・目次
内容説明
京の町衆の家に生まれ育ち、当代きっての文人学者として、東西文学を自在に往還し続ける著者が、随筆史上、最大の古典『徒然草』を読み解く—。鎌倉時代末の乱世を出家遁世し、歌人であることを隠れ蓑に、反時代的に生きた兼好のざわめく心、色好み、もののあはれ、無常の世の処し方、有職故実の世界への思いなど、その人間性の複雑さと心の深層からの言葉を探る。兼好の筆触に迫る随筆仕立ての名著。
目次
- 1 歌と随筆
- 2 ざわめく心
- 3 色好み
- 4 櫛形の穴
- 5 牛、馬、犬
- 6 月、花、祭、継子立て
- 7 正気、狂気
- 8 故郷の扇
- 9 兼好塚
「BOOKデータベース」 より