ハリウッドの密告者 : 1950年代アメリカの異端審問

書誌事項

ハリウッドの密告者 : 1950年代アメリカの異端審問

ヴィクター・S.ナヴァスキー著 ; 三宅義子訳

論創社, 2008.7

タイトル別名

Naming names

タイトル読み

ハリウッド ノ ミッコクシャ : 1950ネンダイ アメリカ ノ イタン シンモン

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注記

原著第3版の翻訳

内容説明・目次

内容説明

1950年代、アメリカ、ハリウッド。マッカーシズム吹き荒れるアカ狩りの時代、証人として出頭した者は情報提供者となるよう迫られる。思想と生活のなか「転向」という永遠のテーマのもとで、彼らはいかに良心との葛藤に苦慮したのか。マッカーシズムに関して一級の“資料”として名高い「Naming Names」ついに翻訳なる。

目次

  • 序論 情報提供者は愛国者である(スパイ活動の情報提供者;陰謀を暴露する情報提供者;リベラル派の情報提供者)
  • 1 名前の売りわたし(ハリウッドのHUAC(下院非米活動委員会);協力者たち;傍観者たちの罪)
  • 2 栄光と烙印(エリア・カザン—沈黙の言い分;それぞれの理由;理由の検証;貶めの儀式)
  • 3 被害者たち(狙いうちされた被害者;被害者としての共同体;被害者としての情報提供者)
  • 4 教訓(「許し」という問題;「権威への追従」という問題;「公正さ」という問題)

「BOOKデータベース」 より

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