近世都市空間の関係構造

書誌事項

近世都市空間の関係構造

岩本馨著

吉川弘文館, 2008.8

タイトル別名

日本近世都市空間の関係論的研究

タイトル読み

キンセイ トシ クウカン ノ カンケイ コウゾウ

注記

2005年12月東京大学に提出した博士論文『日本近世都市空間の関係論的研究』をもとに作成

その他のタイトルはあとがきによる

内容説明・目次

内容説明

都市空間とは何か。吉宗の紀州家臣の江戸屋敷獲得などの政治的関係や、秩父三十四カ所霊場をめぐる文化的関係など、さまざまな角度から検討。近世の都市空間を、社会的諸集団の関係構造のなかで動態的に描き出す。

目次

  • 日本近世都市史研究の成果と本書の視角
  • 1 幕藩関係と都市空間(紀州藩士の幕臣化にともなう江戸屋敷獲得動向;直轄城下町甲府の武家屋敷とその変容;水戸藩における定府進展にともなう城下町および江戸藩邸の変容;御三家附家老とその江戸屋敷;武家屋敷から見る居住の近世性と近代性)
  • 2 文化的関係と都市空間(秩父観音霊場をめぐる諸関係と空間;「遊行の砂持ち」から見る湊町敦賀;「享元絵巻」と宗春期名古屋;近世都市におけつ「知」の空間と場—豊後国日田咸宜園を中心に)
  • 「関係」としての都市空間

「BOOKデータベース」 より

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