フロイトのイタリア : 旅・芸術・精神分析

Bibliographic Information

フロイトのイタリア : 旅・芸術・精神分析

岡田温司著

平凡社, 2008.7

Other Title

Italia di Freud : arte, viaggio, psicoanalisi

フロイトのイタリア : 旅芸術精神分析

Title Transcription

フロイト ノ イタリア : タビ・ゲイジュツ・セイシン ブンセキ

Note

参考文献: p296-307

Description and Table of Contents

Description

フロイトは大のイタリア通であった。鉄道恐怖をかかえながらも、生涯で二十回以上も長靴の半島へ足を踏みいれている。そして驚くことに、『夢判断』をはじめフロイトが精神分析理論を構築する重要な契機のことごとくにおいて、イタリアが大きな影を落としている。本書は、旅行中の膨大な書簡からフロイトのイタリア体験を再構成し、芸術強迫、考古学偏愛、骨董蒐集、食通、買物好きなど、その旅の内実を徴候的に読み解いたうえで、フロイトの主要テクストを詳細かつ大胆に検討する。

Table of Contents

  • イタリアからの便り
  • 「イタリアへ向かって」/「生殖器」
  • 「石は語る」
  • レオナルドとミケランジェロへの挑戦
  • イタリアのフロイト—カトリシズムとファシズムの狭間で

by "BOOK database"

Details
Page Top