寺社勢力の中世 : 無縁・有縁・移民

書誌事項

寺社勢力の中世 : 無縁・有縁・移民

伊藤正敏著

(ちくま新書, 734)

筑摩書房, 2008.8

タイトル別名

寺社勢力の中世 : 無縁有縁移民

タイトル読み

ジシャ セイリョク ノ チュウセイ : ムエン ウエン イミン

大学図書館所蔵 件 / 143

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

日本文明の大半は中世の寺院にその源を持つ。最先端の枝術、軍事力、経済力など、中世寺社勢力の強大さは幕府や朝廷を凌駕するものだ。しかも、この寺社世界は、国家の論理、有縁の絆を断ち切る「無縁の場」であった。ここに流れ込む移民たちは、自由を享受したかもしれないが、そこは弱肉強食のジャングルでもあったのだ。リアルタイムの史料だけを使って、中世日本を生々しく再現する。

目次

  • 序章 無縁所—駆込寺と難民
  • 1章 叡山門前としての京
  • 2章 境内都市の時代
  • 3章 無縁所とは何か
  • 4章 無縁VS.有縁
  • 終章 中世の終わり

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ