書誌事項

ヨーロッパ人の見た幕末使節団

鈴木健夫, ポール・スノードン, ギュンター・ツォーベル著

(講談社学術文庫, [1888])

講談社, 2008.8

タイトル別名

ヨーロッパ人の見た文久使節団 : イギリス・ドイツ・ロシア

タイトル読み

ヨーロッパジン ノ ミタ バクマツ シセツダン

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注記

底本: 「ヨーロッパ人の見た文久使節団--イギリス・ドイツ・ロシア」(早稲田大学出版部, 2005年2月刊)

内容説明・目次

内容説明

一八六二(文久二)年、欧州に向けて幕府から派遣された文久使節団。正使竹内下野守保徳以下三八名の団員には若き日の福沢諭吉、福地桜痴、箕作秋坪、松木弘安なども含まれていた。訪問先の文物に旺盛な好奇心を示し、礼儀正しくも忙しく見学してまわる一行。現地の目に「初めての日本人」はどう映ったのか。英・独・露の報道からその反響を探る。

目次

  • 第1章 イギリスにおける使節団—「冷静で、礼儀正しく、威厳のある態度」(幕府による初の公式訪問;ロンドンまでの使節団;日本に対する関心;イギリス到着;国際博覧会と使節団;日本の展示場;日本人の芸術観;ロンドンでの見聞;イングランド北部への旅;ロンドンからオランダへ)
  • 第2章 ドイツにおける使節団—好奇の目で迎えられる「異国の殿方たち」(ドイツ最初の一日—ラインラント;ベルリンでの日々)
  • 第3章 「ベルリンの日本人」—歓迎され、風刺された使節団(国内にある外国—一八六二年頃の日本の情勢;新聞雑誌の報道;反響—ドイツ人の日本観)
  • 第4章 ロシア・ペテルブルクにおける使節団—真面目な守旧派と陽気な進歩派(バルト海を一路ロシアへ;ペテルブルクへの到着;冬宮での謁見;イズレルの祝賀興行の見物;軍港クロンシュタットの見学;使節団の出発;日本・日本人の紹介)

「BOOKデータベース」 より

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