ボクらの京城師範附属第二国民学校 : ある知日家の回想
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書誌事項
ボクらの京城師範附属第二国民学校 : ある知日家の回想
(朝日選書, 845)
朝日新聞出版, 2008.8
- タイトル別名
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ボクらの京城師範附属第二国民学校
- タイトル読み
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ボクラ ノ ソウル シハン フゾク ダイニ コクミン ガッコウ : アル チニチカ ノ カイソウ
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内容説明・目次
内容説明
日本統治下のソウル。明仁親王と同じ1933年に生まれ、紀元2600年に入学、「幸せを約束された子供たち」と讃えられた小学生が見つめた国民学校生活。朝鮮語の禁止、創氏改名、皇国臣民の誓い、朝鮮神宮参拝、勤労奉仕、行軍という名の遠足、防空演習—12歳で終戦・解放を体験した著者が日本の植民地教育の実際を証言する。金正日の前妻の兄との思い出、国策映画への出演、初めて見た太極旗の衝撃、あわただしく引き揚げていく日本人家族、そして、解放後に推し進められた日本式から米国式への価値の大変換と混乱。太平洋戦争と朝鮮戦争のきびしい動乱の時代を生き抜き、教育者となった著者が、学校や教育を中心にユーモアをこめて語る貴重な回想録。
目次
- 1 京城師範附属第二国民学校(一九三三年生まれ;京城師範附属第二尋常小学校に入学;軍国主義の少年たち ほか)
- 2 級長の成田君(クラス運営は分団方式;僕たちの空襲警報;朝鮮人の教生先生 ほか)
- 3 反日から知日へ(ソウル大学校師範大学附属中学校;出会いの風景;日本式から米国式へ ほか)
「BOOKデータベース」 より