東大入試 至高の国語「第二問」
著者
書誌事項
東大入試 至高の国語「第二問」
(朝日選書, 846)
朝日新聞出版, 2008.8
- タイトル別名
-
東大入試至高の国語第二問
東大入試至高の国語「第二問」
- タイトル読み
-
トウダイ ニュウシ シコウ ノ コクゴ ダイニモン
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内容説明・目次
内容説明
日本最難関と言われる東大入試。その国語・現代文問題には良問が多いが、なかでも「第二問」は、文章を読んだうえで感想や考えを160〜200字で書かせる、独特かつ伝統的な「200字作文」である。世に出たばかりの金子みすゞの詩を取り上げた「伝説の1985年第二問」を始め、寅さんのセリフ、死に行く友人への手紙…とバラエティに富んだ作品が毎年出題され、これらには実は通底する大テーマがあった—。まさに「至高の第二問」である。1999年をもって、この「第二問」の形式は消えたが、今なおこのテーマは東大入試に出題され続けているのだ。東大は受験生に何を求めているのか—。過去問30年分を分析し、題材となった様々な文章を読み解き、解説書の「赤本」では触れ得ない作品の本質に、ひいては東大入試の本質に迫る。
目次
- 第1章 金子みすゞ—「さむかろな」「重かろな」「さみしかろな」(二つの詩;不幸の原因 ほか)
- 第2章 死者との対話—「何万の鰯のとむらいするだろう」(国木田独歩の手紙;独歩に独り歩きはさせない ほか)
- 第3章 春—「啓蟄や日はふりそそぐ矢の如く」(円環する時間;直線対円=都市対田舎 ほか)
- 第4章 大人の言葉と子供の詩—「おっしゃる通りです」(社会人用語の二つの特徴;機械的人間 ほか)
- 第5章 自己と関係性—「死者は決して消滅などしない」(戦死者からの手紙;食うか、食わせるか ほか)
「BOOKデータベース」 より